不登校のWell-Being

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不登校のWell-Being-8
第1章の終わりに

昨年夏、私たちが実践する”イノベーティブフリースクール SALA”のStudents Team SALAは、不登校の子供たちを集めてイベントを実施する企画を立てた。 学生たちは企画当初、新学期が始まる8月末を開催目標にし […]

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7. 「変わり者」の必要性

私が不登校支援サークルの立ち上げを計画し、最初に相談を持ちかけたのは4回生の学生だった。 彼女を仮にニナさんとしよう。 ニナさんは私のゼミの学生だということもあるが、この計画に乗ってくるだろうという確信があった。なぜなら […]

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6. イノベーティブ・フリースクールの誕生

私が勤める大学のサークルとして、”innovative Free School SALA”が誕生した。 このフリースクールは、革新的で、研究的で、実験的なものだ。 私は不登校に関する研究を進めていく中で、どうしても自分が […]

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5. 不登校とフリースクールの経営実態

4月に、「今年こそは」と決意新たに新年度を迎え、そしてやはり学校に行くことが可能ではなかった子どもたちの実態は、5月、6月に顕在化していく。 そんなとき、「フリースクール『経済的理由で入会諦めた子どもがいた』58%」とい […]

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不登校のWell-Being  4.不登校の展開

不登校の社会における認識が変容するという根拠として、これまでの不登校の展開について整理しておこう。 「不登校」までの認識の変遷 1930年代後半から1940年代。学校に行かない子供たちは、「怠学」ではなく、神経症的な症状 […]

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3. 不登校が「普通」の社会

いよいよ、不登校のWell-Beingの具現化に向けて動き始めている。 このシリーズでは不登校の理論と実践についての記述に加えて、これから始める「不登校のWell-Being」の具現化に向けての過程を紹介していこうと思う […]

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2. 不登校と”命“

最近のニュース(2023年3月)で、2022年度の自殺者数が2万1881人となり、前年比4.2%の増加だったと発表された。 そして小中高生の自殺者数は514人で、1980年以降(統計史上)最多であったことが報告された。そ […]

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不登校のWell-Being
1. プロローグ

私は、「学校」がとても嫌いだった。 いま現在、私は教育学の研究者として大学に勤めているし、もともとは小学校の教師だった。要するに、ずっと「学校」と関わり続けている。しかし、私はずっと、学校が嫌いだったと思う。 小学生の頃 […]

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