「優しさの国」カンボジアで
Global Perspective 1 〜日本語教育の視野〜
– 2024.March カンボジアスタディーツアーから

2024年3月のカンボジアステディーツアーから帰国した。 今回は2大学の学生合わせて10名のツアーだった。現地の多くの協力があり、学生にとって大きく貴重な体験ができた。願わくば、現地の学生、人々にとっても価値ある交流であ […]

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事件・災害の教訓から
東日本大震災から13年に寄せて
〜風化とは〜

今日、2011年3月11日から13年の日を迎えた。 13年といえば、当時小学校2年生の子どもが成人する年だろう。その歳月は、「風化」という一つの文化を生み出す。 「震災の教訓を風化」させるな」というように、当時の悲しみが […]

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不登校のWell-Being
不登校のWell-Being-8
第1章の終わりに

昨年夏、私たちが実践する”イノベーティブフリースクール SALA”のStudents Team SALAは、不登校の子供たちを集めてイベントを実施する企画を立てた。 学生たちは企画当初、新学期が始まる8月末を開催目標にし […]

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「優しさの国」カンボジアで
カンボジアでのひったくり被害で気づいたこと

2023年12月23日から年明けの2024年1月1日は15回目のカンボジア、プノンペンだった。 そこで、人生で初めての「ひったくり」被害に遭った。 プノンペンで誕生日を迎えたのだが、まず現地でお世話になっているカンボジア […]

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事件・災害の教訓から
奈良市小1事件から19年目を迎えて
〜「根拠」ある安心感を。新たな安全文化の創生に向けて〜

2023年11月17日は、2004年11月17日に奈良市で発生した事件から19年目の日だった。 19年前、下校中の小学校1年生、有山楓さんが誘拐され、遺体で発見される痛ましい事件が発生した。 奈良市(奈良市教育委員会いじ […]

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学校・子どもの安全
「学校安全の教訓を伝承し、次代の命へとつなぐ学校危機マネジメント」 〜日本安全教育学会第24回奈良大会を終えて〜①

 2023年9月9日ー10日の2日間、私が勤務する大学を会場に、年次学会長として日本安全教育学会第24回奈良大会が開催され、多くの協力を得て盛会に終えることができた。  思い返してみると、私が初めてこの学会に所属し、発表 […]

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不登校のWell-Being
不登校のWell-Being
7. 「変わり者」の必要性

私が不登校支援サークルの立ち上げを計画し、最初に相談を持ちかけたのは4回生の学生だった。 彼女を仮にニナさんとしよう。 ニナさんは私のゼミの学生だということもあるが、この計画に乗ってくるだろうという確信があった。なぜなら […]

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不登校のWell-Being
不登校のWell-Being
6. イノベーティブ・フリースクールの誕生

私が勤める大学のサークルとして、”innovative Free School SALA”が誕生した。 このフリースクールは、革新的で、研究的で、実験的なものだ。 私は不登校に関する研究を進めていく中で、どうしても自分が […]

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不登校のWell-Being
不登校のWell-Being
5. 不登校とフリースクールの経営実態

4月に、「今年こそは」と決意新たに新年度を迎え、そしてやはり学校に行くことが可能ではなかった子どもたちの実態は、5月、6月に顕在化していく。 そんなとき、「フリースクール『経済的理由で入会諦めた子どもがいた』58%」とい […]

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学校・子どもの安全
大阪教育大学附属池田小学校事件22年目の日を迎える前に考えること② 不審者対応訓練の意味について

今日この日、附属池田小学校事件から22年目を迎える。 今この時、子供たちは「祈りと誓いの塔」に向かっていることだろう。私自身も、毎年この日は、1年でもっとも緊張し、感慨深く、気持ちを引き締め、涙をこらえる日だった。 その […]

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