2021年6月

教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
コロナ禍の新任教師たち⑤ 「半世紀前と同じ教職像」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.10

採用試験の倍率が最低を更新という報道 先日の報道発表(6月25日、朝日デジタル)で、今現在進行している2022年度小学校教員採用試験において、昨年度、過去最低の倍率を示した2.7倍をさらに下回り、今年度は2.6倍であると […]

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学校・子どもの安全
児童の列にトラック 児童が死傷のニュースに

繰り返される悲劇 2021年6月28日下校中の小学生の列にトラックが突っ込み事故に。小学生2名が亡くなり、他の児童も重傷を負っている。亡くなった2名の小学生のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の悲痛な思いを想像するといた […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
コロナ禍の新任教師たち④ 「子供の成長が見えるのがやりがいとか・・・。綺麗事やん」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.9

教師、やめようかな・・・ 前回(6月27日)、元ゼミ生の京都Iが、「私たち、このままだと来年の新任と同じくらいの能力ですよね」といった発言を紹介した。 京都Iは、学生時代から芯の強い女子学生だった。大学の方針が相手でも、 […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
コロナ禍の新任教師たち③ 「濃い霧の中、教師としての自信を作り出せずにいた」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.8

緊急事態宣言が発出され、翻弄される教師たち コロナ禍の新任教師たちは、元ゼミの仲間で情報と心情を共有しながら日々を乗り越えていた。そして2020年4月7日。東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都府県に「緊急事態 […]

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「優しさの国」カンボジアで
カンボジア研修とコロナⅢ 3つのメインプログラムはカンボジアへの「過剰な愛」が生んだ

カンボジアへの初渡航は、いやいやだった ここからは、カンボジア研修オリジナルの3つのプログラム(授業体験プログラム・スラム炊き出しプログラム・いのちのディスカッションプログラム)について話していきたいが、その前に、「なぜ […]

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「優しさの国」カンボジアで
2020年2月 カンボジア研修とコロナⅡ しのび寄ろうとするコロナに目を向けず、研修はスタートを切った 

2月11日出発 着々と進んだ研修プログラム 2020年2月11日の朝、関西国際空港に集合し、ぼくたち(学生8名、引率2名)はカンボジアに向けて出発した。ホーチミンでのトランジットを経て夕刻、プノンペン空港に降り立った。2 […]

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学校・子どもの安全
小学校での防犯教室で見えた「刷り込み」

「知らない人にはついていかない」とは具体的にどうすることなのか 先日(6月22日火曜日)、ある小学校で防犯教室の講師を務めた。これは毎年実施している取り組みで、ぼくが1年生、3年生、5年生に3時間にわたって防犯に関する授 […]

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学校・子どもの安全
沖縄戦「慰霊の日」に

事件、災害の教訓は、「誰が」「どのように」伝えるのか 勤務する大学では今週から対面授業が始まった。ぼくは今日、およそ2ヶ月ぶりに対面で授業をした。「教育課程論」の授業だが、伝えたいことが溜まっていたのか、90分の授業で話 […]

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「優しさの国」カンボジアで
2020年2月 カンボジア研修とコロナ

ぼくが勤務する大学では、年に1回、希望者を募ってカンボジア研修を実施する。ぼくは毎年、その引率として参加するが、この研修の価値はとても大きい。これまで、カンボジア研修に参加した学生は、高い割合で教師の道に就いている。この […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「コロナ禍の新任教師たち」② 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.7

前回(「コロナ禍の新任教師たち」①)では、稀有な状況で教師生活をスタートさせた元ゼミ生たちが、その不安な初日を各地から共有している様子について話した。そして、そのやりとりを見ながら、思わずぼくも語りかけた。 鼓舞する新任 […]

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