教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「学校教育のいくつかのレビュー 〜講師採用の実態と教員採用の本質〜」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.70
今回は、これからの学校・教師のイノベーションのために、学校教育におけるこれまでの常識を、いくつかレビューしてみよう。 「講師」採用の実態 昨日、公立小学校の校長先生と話す機会があったのだが、こんな話を聞いた。 このブログ […]
「学校支援ボランティアの実態調査から」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.69
前回、No.68では学校支援ボランティアについて、過去の研究論文から考えてみた。そこで今回は、実際に学生にアンケート調査からその実態に迫りたい。 調査は、小学校の教職課程科目を受講する3回生の学生に実施した(n=46)。 […]
「学校教育現場での実習の再考」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.68
前回、No.67で、「教職を志望する学生の学校支援ボランティアへの参画は、やめたほうがいい」と述べた。 これはここ最近、ずっと思っていることだが、なぜそのようなことを言うのか整理していってみよう。 学習サポートの学び 「 […]
「学生が教育現場で学ぶことの有効性について」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.67
最終章「学校・教師のイノベーション」に向けての第1弾として、前回No.66では教員養成における大学の授業の有効性、有用性について述べた。 今回は、教員養成段階における実習について考えていこう。 「学校支援ボランティア」と […]
「教師としての資質を伸ばす大学の授業とは」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.66
大学の授業は「役に立たない」? 昨日だったか、Twitterでおもしろい呟きを見た。それは、 ”これまで3年間教師をしてきて、たくさんしんどい目に遭ってきたし、いいことも悪いこともあったけど、はっきり言えるのは大学の授業 […]
「教員養成のイノベーションへ 〜実習は夢折られる場なのか〜」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.65
これまで本シリーズ「教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか」では、No.64までで「コロナ禍の新任教師たち」、教師の不祥事と教員採用試験の倍率の関連にして論考した「教師と社会」、TALIS2013や2018を検討しなが […]
「脱(これまでの)学校の社会へ」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.64
これまで、いじめや不登校という課題について考えていく中で、そこには「同調主義」や「同質性」というエレメントが少なからず関連しているだろうということがわかってきた。 学校における「集団づくり」は「同質集団づくり」であってな […]
「不登校の子供は異端なのか」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.63
これまで、不登校の要因について考えてきた。今回は、高校生で一時的な不登校を経験した高校生の実例を挙げて、不登校の心理や状況について考えてみよう。 ある高校生の不登校 このモデルをAくんとしよう。 Aくんは比較的裕福な家庭 […]
「不登校と学業、授業の関連」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.62
引き続き、小中学生の不登校の要因について考えていこう。 不登校の要因と学業の関連 ここまで、小中学生の不登校要因の1番目と2番目に多い要因について論考したが、3番目にその要因として多かったのが、小中学生ともに「生活の乱れ […]
「不登校と友人関係における同質性」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.61
前回(No.60)では、不登校の要因について、とくに小学校、中学校ともにもっとも多くを示した「無気力、不安」について考えた。もう少し、不登校の要因について考えていこう。 小中学生別で見る不登校の要因 不登校を学年別で見る […]