教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「不登校の要因」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.60
令和2年度(2021年度)の小・中学校における不登校児童・生徒数は196,127人(前年度は181,272人)で、1000人あたりにすると20.5人(前年度は18.8人)であり、過去最多を更新している(8年連続更新中)。 […]
「不登校の潮流」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.59
前回のNo.58では、コロナ禍と不登校の関連について論考するスタートを切った。このことについては、まだ答えの出ていない世界への新たな探究となる。そこで今回は、これまっでの「不登校の潮流」について、過去の社会と教育を振り返 […]
「コロナ禍と不登校の関連」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.58
この何回かは、「いじめ問題」に焦点を当てて論考してきた。今回から、「不登校」にテーマを変えていこうと思う。 「いじめ問題」と「不登校問題」はセットにして語られることが多い。どちらも学校教育における現代的で重要な課題だから […]
「いじめ防止と道徳の授業の課題」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.57
前回(No.56)では、教師がいじめに介入することの有効性、困難について論考した。教師はいじめに介入しようとし(約半数の割合)、いじめを無くしたり減らしたりする有効な対応を行なった(介入した教師の約半数)という調査結果を […]
「教師は万能であるという偶像と、いじめへの対応」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.56
日本の教師の有能性といじめ 前回(シリーズNo.55)では、「いじめの発見」について考えた。そこでは、被害児童生徒に近い存在、とくに保護者や担任教師ほど、いじめを発見しにくくなっている実態がわかった。それとともに、いじめ […]
「いじめの発見・相談と教師」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.55
前回、海外のいじめについて考えてみたが、今回はいじめの発見と教師の役割について考えてみよう。 いじめの発見における実態 いじめは「誰が」発見するのだろう。No.53「いじめの潮流」の中で、 第1の潮流の中で「いじめ」の概 […]
「映画“ベストキッド”と海外のいじめ」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.54
海外のいじめについて 今、いじめと教師について探究しながら書いている。 前回はいじめの3つの潮流について考察したが、その中で第1の潮流の「いじめの発見」期に、日本ではいじめ研究が「鎖国状態」にあったため、まるで海外ではい […]
「いじめの3つの潮流」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.53
前回「No.52 いじめとトラブルの混在」では、 「いじめの芽を把握していながら、早期に対策しなかった教師」という構図について、あるいは 「いじめ」なのか、「トラブル」なのかわからない時があるという実態の中で、教師がそこ […]
「いじめとトラブルの混在」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.52
前回、教師といじめについて、 いじめを「未然に防止する」こといじめを「発見する」こといじめを「解決する」こといじめから子供たちを「守る」こといじめについて「教育する」こと について考えていくという道筋を示した。 今回は「 […]
「いじめと教師の資質」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.51
教師にとって、いじめとの対峙とは 前回、No.50では「いじめ」と教師の力量について考察した。名古屋市での中1いじめ自死事件について、第三者期間が「学校の過失」を指摘し、 「再発防止のため、教師が生徒の気持ちを洞察する能 […]