学校・子どもの安全

災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 13 避難所の開設と運営の実態③

過去の教訓を生かした避難所開設・運営の必要性 本稿ではこれまで、避難所運営において、特に熊本地震において教師が果たしてきた役割について述べてきた。それは法的に見ると、教師が担うことを義務付けられているのではないということ […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 12 避難所の開設と運営の実態②

避難所開設期の実態 前回(8月5日「避難所の開設と運営の実態①」)では、熊本地震における避難所の開設(初期段階)において、教師が果たした役割について述べた。 ここで時系列を遡るが、地震発生の初動期における避難所開設に視点 […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 11 避難所の開設と運営の実態①

避難所のトイレは誰が管理するのか 平成28年4月に発行された「避難所運営ガイドライン」(内閣府)は、災害時における避難所の「質の向上」を一つの目的として作成されている。「質の向上」というのは、けっして避難所生活を贅沢にし […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 10  ふるさとの学校、教育の再開へ

再開した学校 前回(本シリーズ8月3日「福島県からの教訓」)に続き、2017年7月に福島県を訪れた際の話を続けよう。 2011年3月に発生した東日本大震災において、その3次的被害ともいう福島第1原発事故において、およそ1 […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 9 福島県からの教訓

災害と歳月 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、地震による津波災害という、2次的な災害によって大きな被害を被った。その中、地震動と津波による3次的災害が発生した。それが福島第一原子力発電所事故である。福島第一 […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 8 避難訓練における被災地からのメッセージ②

避難訓練のあり方の現状 これまで、地震が発生すると「机の下に身を隠す」という指導がセオリーだった。一般的に行われる避難訓練では、地震が発生したという仮想事実に基づいた放送が流され、子どもたちは教室で机の下に身を隠す。地震 […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 7 避難訓練における被災地からのメッセージ①

2016年4月に発生した熊本地震を対象とした研究の中で、ぼくたち(松井、岡村先生)は何度も被災地に足を運んできた。そのたびに、益城町立広安西小学校の井手文雄校長先生(当時、現在は山都町教育長)をはじめ、さまざまな人と出会 […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 6 災害時における教師の職業的有能性

本シリーズの前回の投稿(7月29日 シリーズ5)では、震災発生時に突然「避難所」となった学校の実態について述べた。その様子について、井手先生(シリーズ1を参照)は当時について、 「学校に駆けつけたらすでに運動場は車でいっ […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 5  学校が突然、避難所になったとき

前回の投稿(7月28日 災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 4  「災害救援者」としての教師の役割)では、教師は災害時における職業的災害救援者ではないが、それでも災害時に […]

続きを読む
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 4  「災害救援者」としての教師の役割

本シリーズ前回の投稿では、災害時における「避難所」としての学校の役割について述べた。そして、そこにいるのは「教師」である。小学校が被災者のニーズと期待から避難所として運営されたとき、そこを職場とする教師たちの役割はどうな […]

続きを読む