事件・災害の教訓から

事件・災害の教訓から
大川小学校の悲劇と教師の果たした役割 ②学校管理下で起きた戦後最悪の事故

大川小学校の悲劇は、東日本大震災における津波被害で、全校児童108人中、74人の児童が犠牲となった。実際には亡くなった児童(遺体が発見された)は70人で、4人はずっと行方不明となっていた。 しかし、今年(2022年)1月 […]

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大川小学校の悲劇と教師の果たした役割 ①11年目に向けて

まもなくやってくる2022年3月11日。この日、東日本大地震から11年目の日を迎える。11年の月日は、当時、小学校1年生だった子供は高校を卒業する年になる。また、当時小学校6年生だった児童は、大学に行っていれば卒業して社 […]

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阪神・淡路大震災から27年目の1.17に寄せて

「黙祷」の瞬間に想像すること 昨日、2022年1月17日は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から27年目の1日だった。 ぼくは例年、ゼミの学生たちを連れて神戸市の東遊園地へ行き、「1.17の集いに参加するよ […]

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事件・災害の教訓と学校教育② 「奈良県香芝市 小6女児連れ去り事件(2015年)」Ⅱ

本シリーズの前回の投稿(7月18日 事件・災害の教訓と学校教育① 「奈良県香芝市 小6女児連れ去り事件(2015年)」Ⅰ)では、この事件を以下の4つの犯罪機会で捉えた。 【犯罪機会】① 事件は、学校が休みの土曜日の白昼に […]

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事件・災害の教訓と学校教育① 「奈良県香芝市 小6女児連れ去り事件(2015年)」Ⅰ

今回から、ぼくが専門とする学校安全と安全教育について稿をたてて行こうと思う。その柱となるのは、「教訓と教育」ということだ。これまで犠牲になった命やその子が受けた恐怖は、教訓となって「その先の教育」「その先の命」へとつなが […]

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豪雨災害から命を守るには④  「避難」という行動の困難

令和2年7月豪雨の災害に関連して、あらためて、災害が発生するエリアに住み続ける「ふるさと観」について考えているところだ。このことについて、あるレポートが大きな参考となる。アメリカのジャーナリスト、アマンダ・リプリーAma […]

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豪雨災害から命を守るには③ 球磨川流域を訪問してⅡ

前回の投稿(7月11日「豪雨災害から命を守るにには②球磨川流域を訪問してⅠ」)では、災害が頻発するエリアで、それでもなぜ人はそこに住み続けるのだろう、という疑問を投げかけた。それは「ふるさと観」が影響しているのではないか […]

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豪雨災害から命を守るには② 球磨川流域を訪問してⅠ

今日、2021年7月11日現在、大雨は鹿児島県や島根県などで大きな被害をもたらしている。人命が失われるような被害が生じないことを「祈る」しかない。そう。こういう時、ぼくたちには何をすることもできないのだ。それは、相手が自 […]

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豪雨災害から命を守るには①

今、この原稿を書いている7月10日、熊本県に大雨特別警報が発令されている。まさに1年目のこの時期に、九州、熊本を中心に「令和2年7月豪雨」が発生し、球磨川が氾濫。多くの人が命を失い、1万棟を超える家屋が甚大な被害を受けた […]

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