災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ
災害時における教師たちのノブレス・オブリージュ ~そこにある「使命感」と「多忙感」~ 1  震災をめぐる教師の「使命感」と「多忙感」への着目①

2016年4月。応募していた研究助成が採択され、3年間の研究(安全教育をテーマに)を始めようとしていた矢先のことだった。熊本県で震度7を2回観測するという、非常に大きな地震が発生した。それまでぼくは、自身の教員として、あ […]

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事件・災害の教訓から
事件・災害の教訓と学校教育② 「奈良県香芝市 小6女児連れ去り事件(2015年)」Ⅱ

本シリーズの前回の投稿(7月18日 事件・災害の教訓と学校教育① 「奈良県香芝市 小6女児連れ去り事件(2015年)」Ⅰ)では、この事件を以下の4つの犯罪機会で捉えた。 【犯罪機会】① 事件は、学校が休みの土曜日の白昼に […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
教師と社会⑧「日本型学校教育の成果」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.18

「令和の日本型学校教育を担う教師」とは 前回の投稿(7月20日「教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか」N0.17)で話題にした、小学校で「児童それぞれにきめ細かい指導をしやすくする目的」で2021年度から5年かけて、 […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
教師と社会⑦「35人学級のエビデンス」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.17

教育の本質への無知と無政策 前回の投稿(7月19日「教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか」NO.16)では、小学校において、「児童それぞれにきめ細かい指導をしやすくする目的」で2021年度から5年かけて、すべての学年 […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
教師と社会⑥「教員採用試験の倍率低下と政策」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.16

「小学校教員倍率、過去最低2.7倍 質の確保急務」の本質 「小学校教員倍率、過去最低2.7倍 質の確保急務」 日本経済新聞 2021年2月2日 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOD […]

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事件・災害の教訓から
事件・災害の教訓と学校教育① 「奈良県香芝市 小6女児連れ去り事件(2015年)」Ⅰ

今回から、ぼくが専門とする学校安全と安全教育について稿をたてて行こうと思う。その柱となるのは、「教訓と教育」ということだ。これまで犠牲になった命やその子が受けた恐怖は、教訓となって「その先の教育」「その先の命」へとつなが […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
教師と社会⑤「教師の需要と供給」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.15

前回の投稿(「教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか」No.14)では、バブル景気と教員採用試験の倍率の関連など、倍率と社会の情勢の関連に注目した。 倍率の「本質」 1991年(平成3年)のバブル崩壊後以降、急激に教員 […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
教師と社会④ 「教員採用試験の倍率と社会」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.14

本シリーズ「教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか」の前回投稿(No.13「教師とメディア」7月15日)では、メディアによる報道が教師の姿を極度に歪めていないか、という仮説をたて、報道の実態について探究した。そこでは、 […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
教師と社会③ 「教師とメディア」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.13

ここ最近の投稿では、「豪雨災害」(「災害」カテゴリー)と「教育者のグローバリズム」(「もうひとつのカリキュラム論」カテゴリー)を投稿してきたので、「教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか」の執筆の間があいた。前回の本シ […]

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もうひとつのカリキュラム論
教育者のグローバリズムⅣ 「2019年 6歳のトナン」

このシリーズの前回の投稿(7月9日教育者のグローバリズムⅢ「カンボジアの経済成長と幸福度」)では、冒頭に笑顔を取り戻したトナンについて報告した。 トナンはどこに? 2019年2月。学生8名とともに、ぼくは意気揚々とプノン […]

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