教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「脱(これまでの)学校の社会へ」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.64

これまで、いじめや不登校という課題について考えていく中で、そこには「同調主義」や「同質性」というエレメントが少なからず関連しているだろうということがわかってきた。 学校における「集団づくり」は「同質集団づくり」であってな […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「不登校の子供は異端なのか」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.63

これまで、不登校の要因について考えてきた。今回は、高校生で一時的な不登校を経験した高校生の実例を挙げて、不登校の心理や状況について考えてみよう。 ある高校生の不登校 このモデルをAくんとしよう。 Aくんは比較的裕福な家庭 […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「不登校と学業、授業の関連」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.62

引き続き、小中学生の不登校の要因について考えていこう。 不登校の要因と学業の関連 ここまで、小中学生の不登校要因の1番目と2番目に多い要因について論考したが、3番目にその要因として多かったのが、小中学生ともに「生活の乱れ […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「不登校と友人関係における同質性」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.61

前回(No.60)では、不登校の要因について、とくに小学校、中学校ともにもっとも多くを示した「無気力、不安」について考えた。もう少し、不登校の要因について考えていこう。 小中学生別で見る不登校の要因 不登校を学年別で見る […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「不登校の要因」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.60

令和2年度(2021年度)の小・中学校における不登校児童・生徒数は196,127人(前年度は181,272人)で、1000人あたりにすると20.5人(前年度は18.8人)であり、過去最多を更新している(8年連続更新中)。 […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「不登校の潮流」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.59

前回のNo.58では、コロナ禍と不登校の関連について論考するスタートを切った。このことについては、まだ答えの出ていない世界への新たな探究となる。そこで今回は、これまっでの「不登校の潮流」について、過去の社会と教育を振り返 […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「コロナ禍と不登校の関連」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.58

この何回かは、「いじめ問題」に焦点を当てて論考してきた。今回から、「不登校」にテーマを変えていこうと思う。 「いじめ問題」と「不登校問題」はセットにして語られることが多い。どちらも学校教育における現代的で重要な課題だから […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「いじめ防止と道徳の授業の課題」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.57

前回(No.56)では、教師がいじめに介入することの有効性、困難について論考した。教師はいじめに介入しようとし(約半数の割合)、いじめを無くしたり減らしたりする有効な対応を行なった(介入した教師の約半数)という調査結果を […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「教師は万能であるという偶像と、いじめへの対応」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.56

日本の教師の有能性といじめ 前回(シリーズNo.55)では、「いじめの発見」について考えた。そこでは、被害児童生徒に近い存在、とくに保護者や担任教師ほど、いじめを発見しにくくなっている実態がわかった。それとともに、いじめ […]

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教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか
「いじめの発見・相談と教師」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.55

前回、海外のいじめについて考えてみたが、今回はいじめの発見と教師の役割について考えてみよう。 いじめの発見における実態 いじめは「誰が」発見するのだろう。No.53「いじめの潮流」の中で、 第1の潮流の中で「いじめ」の概 […]

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