大川小学校の悲劇と教師の果たした役割 ③子供の行動を決めた「教師による指示」
「もし自分がそこにいたら」 「自分がその立場だったら」 「自分の子供がそこにいたら」 そして、 「もし明日、そのような状況になったら」 大川小学校の悲劇から、そのように想像し、今生きる命に結びつけることが大切だ。 201 […]
大川小学校の悲劇と教師の果たした役割 ②学校管理下で起きた戦後最悪の事故
大川小学校の悲劇は、東日本大震災における津波被害で、全校児童108人中、74人の児童が犠牲となった。実際には亡くなった児童(遺体が発見された)は70人で、4人はずっと行方不明となっていた。 しかし、今年(2022年)1月 […]
大川小学校の悲劇と教師の果たした役割 ①11年目に向けて
まもなくやってくる2022年3月11日。この日、東日本大地震から11年目の日を迎える。11年の月日は、当時、小学校1年生だった子供は高校を卒業する年になる。また、当時小学校6年生だった児童は、大学に行っていれば卒業して社 […]
「最終回 憧れの教師に 〜それは、すべてが変わるところから始まる〜」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.100
教師はいい職業なのか、という問い ここまで、教師の「憧れ」について探究し、No.100を迎えた。ここでひとつの区切りをつけようと思う。 そこで、「教師の憧れを取り戻す」探究の旅のなかで、何を課題として発見し、見出してきた […]
「まとめ⑦ 自分の感受性くらい」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.99
ある研究会で 先日、ぼくが副会長兼事務局長を務める研究会が開催された。 この研究会は、現場教師が飛びついて参加するような教科教育(とくに算数や国語、最近なら道徳)の研究会ではなく、教師にとっては「やってもやらなくてもいい […]
「まとめ⑥ 子供の貧困と教師」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.98
エリート校の教師について 教師になることを目指す学生が「どのような教師になりたいのか」という問いに、その中にいる5人の、「授業を理解できずに苦しんでいる生徒」を救い出すことという明確で高い志があった。そこで、教師の存在意 […]
「まとめ⑤ 教師になる高い志」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.97
教師を目指した時の「高い志」 先日、1人の学生がメールで面談を申し込んできて、ぼくの研究室にやってきた。 その学生はぼくの授業をとっていたし、とても優秀な学生だったから知ってはいたが、ぼくのゼミ生でもないし学科も違う。 […]
「まとめ④ 大学で何を学ぶのか」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.96
大学における教員養成のジレンマ 「どのような教師になるのか」、あるいは「教師は何をするべきなのか」について考えていくために、まず大学における教員養成の課題について明確にしておこう。 現在の日本における教員養成のシステムは […]
「まとめ③ 教師と福祉」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.95
教師のソーシャルワーキングについて もう少し、「教師の働き方」について考えてみよう。 公教育に資する教師という職業は、「公務員」(公立学校の場合)だ。したがって、理念としては自らの利益よりも公の利益のために自身を犠牲にす […]
「まとめ② 教師の働き方」教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.94
教師の働き方と憧れの関連 教師の仕事というものは、「労働時間」や「労力」では測ることができない。 たとえば職員室に残り、夜遅くまで学級通信を作っている姿は立派だと思う。あるいは朝の教室で、教卓に山積みになっている漢字ドリ […]