「映画“ベストキッド”と海外のいじめ」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.54
海外のいじめについて 今、いじめと教師について探究しながら書いている。 前回はいじめの3つの潮流について考察したが、その中で第1の潮流の「いじめの発見」期に、日本ではいじめ研究が「鎖国状態」にあったため、まるで海外ではい […]
「いじめの3つの潮流」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.53
前回「No.52 いじめとトラブルの混在」では、 「いじめの芽を把握していながら、早期に対策しなかった教師」という構図について、あるいは 「いじめ」なのか、「トラブル」なのかわからない時があるという実態の中で、教師がそこ […]
「いじめとトラブルの混在」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.52
前回、教師といじめについて、 いじめを「未然に防止する」こといじめを「発見する」こといじめを「解決する」こといじめから子供たちを「守る」こといじめについて「教育する」こと について考えていくという道筋を示した。 今回は「 […]
「いじめと教師の資質」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.51
教師にとって、いじめとの対峙とは 前回、No.50では「いじめ」と教師の力量について考察した。名古屋市での中1いじめ自死事件について、第三者期間が「学校の過失」を指摘し、 「再発防止のため、教師が生徒の気持ちを洞察する能 […]
「やりたいことをやれる世の中に」
今この瞬間、東京で行われる学会へと向かう新幹線の中で原稿を書いている。新幹線に乗ることなんて、いつぶりだろう?COVID-19以来、学会はこれまですべてオンライン開催だったし、研究調査での国内出張も認められていなかった。 […]
「いじめと教師の力量」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.50
学校があるからいじめがあるのか 昨日(2021年10月13日)、「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」(文部科学省初等中等教育局児童生徒課)が公開された。 ニュースとなった […]
「リアリティ・ショックの”リアル”とは何か」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.49
今日、2人の看護学生からとても貴重な話を聞いた。 そこには、「リアリティ・ショック」の若齢化、あるいは早期化を感じさせる実態があった。 この2人の看護学生は、ぼくが非常勤で週1回の授業を担当している大学病院の附属大学の学 […]
「教師の多忙感の実態」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.48
教師の「多忙感」について 今次改訂された学習指導要領では、小学校では英語教育の強化により、年間140時間の授業時数が増加した。また、プログラミング教育の導入など、その改定は、平成10年度改定のゆとり教育前への「回復」であ […]
「教師を目指す学生が、学校現場を体験することのメリット・デメリット」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.47
学校インターンシップに行って教師になることを諦めようとしている学生 つい先日のことだ。ぼくの講義が終わったあと、片付けをしているぼくのところに数人の学生がきた。そしてこんな相談をしてきた。 「教師を目指すのをやめて、一般 […]
「教員養成の質的転換へ」 教師はなぜ、憧れの職業ではなくなったのか No.46
ここまで数回の連載で、教育実習に関してぼくが見てきたものについて紹介し、論考してきた。ここからは視点を変えて、「教員養成」について考えていきたいと思う。 教員養成のフラッグシップとは 現在、文部科学省では「教員養成フラッ […]